酒づくりと乳酸菌。
NS乳酸菌は、秋田県横手市の伝統的な酒造場設備を利用して、酒造りの醸造技術と厳格な管理体制のもと送り出されます。酒づくりの工程には、もともと酵母の働きの邪魔する雑菌から酒母を守るため乳酸が使われてきました。「生もと造り」といって、ことに伝統的な蔵では時間をかけて自然の乳酸菌から酒造りに求められる乳酸を醸成してきました。その意味でも酒造りと乳酸菌はじつに縁が深いのです。
厳しい大自然が鍛えた
NS乳酸菌。
NS乳酸菌は研究室のラボラトリーで培養また培養を繰り返すした菌ではなく、毎年モンゴル大草原から採取した新しい乳酸菌を使って培養することにこだわり続けています。その理由について開発者のジンフェン博士は「野生のライオンと、動物園で生まれたライオンは、DNAは同じでも逞しさがまったく違う。完璧な温度や湿度で管理されたラボラトリーで培養を繰り返した温室育ちの菌と、過酷な大自然のなかで懸命に命をつないできた菌も同じこと。体内で生き抜き、善玉菌として増殖し続ける
逞しさが違います。」と語ります。
厳しい大自然が磨いた
吟醸酒のような乳酸菌。 酒どころに冬の寒さが厳しい土地が多いように、NS乳酸菌も凍てつく風土のなかで長い長い時間をかけて低温発酵させてゆきます。酒蔵のなかで眠るがごとく時間をかけて熟成された乳酸菌は、雪の下で春を待つフキノトウのように世に出る時を待ち、野生の逞しさをペットから引き出す機能性の高いNS乳酸菌へと育ちます。
大草原の野生の乳酸菌を種菌に、雪国の清冽な仕込み水と、秋田県産りんごを使って培養されるNS乳酸菌は、秋田山内杜氏が丹誠込めて仕上げた吟醸酒のような、こだわりの寒造り乳酸菌です。